

「気がつくと、いつの間にか外が真っ暗になっていることがあるんです。食事を取るのも忘れちゃって」
そう笑いながら話す学生たち。研究に没頭しているうちに時が経つのを忘れてしまうのだ。
担当の畔柳教授は熱い。水上スキーにクルージングなどマリンスポーツをこよなく愛する海の男だ。学生への指導も情熱的で有名。学生の自主性を重んじながらも、常に熱血指導を心がけている。だから自然と学生たちも研究に熱が入っていく。
海と暮らし、河と暮らし、湖と暮らす。そんな人と水の関わり(親水工学)についてさまざまな角度から自由に研究して、学んでいるのが畔柳ゼミ。ここでは大学生も大学院生も机を並べて、一緒になってお互いの研究テーマについて議論を重ねている。ますます時間が早く流れていく。
「だからオンとオフの感覚が強いんです。研究室に入る時は自然と気持ちが引き締まって、出る時は『ああ、今日も勉強したな』って自分でも思えて。――ちょっとくらい疲れても、ここにいるとみんながそうだから、不思議と怠けようという気持ちにはなれないんですね」
そう話す学部のゼミ生の顔に疲労はない。むしろ自分が学びたいことを一心に学んでいる、そんな心地よい充実感で溢れている。
「卒業生は皆、実力をつけて社会へ羽ばたいていきます。私ももちろん自信を持って学生たちを送り出していますよ」と畔柳教授は誇らしげに語る。
本気で学ぶ――。だからこそゼミ生たちは、なりたかった自分へ成長していく。
畔柳昭雄 教授
(社)日本建築学会 水環境小委員会委員/(社)環境情報科学センター 評議員、学術委員会委員/日本沿岸域学会 論文編集委員会委員/日本水産工学会 評議員