カイケンQ&A

海洋建築工学科と建築学科はどこが違いますか?
海洋建築工学科は、対象領域を陸地からウォーターフロント・海洋にまで広げ、海の空間利用、資源・エネルギー開発、環境保全を念頭に置く、社会的ニーズの高い建築工学を礎にした学科です。
海洋建築工学科ではどのような資格を取得できますか?
海洋建築工学科で所定の講義単位を修得し、卒業後2年間の実務経験を経ると1級建築士の受験資格を得ることができます。そのほかにも、土木施工や建築施工に関する受験資格なども得ることができます。また在学中に技術士補の資格を取得している学生も増えてきています。
設計やデザインはどのようにして勉強するのですか?
建築の基本となる設計・製図の講義は、教員1人に対して学生15名程度の少人数ユニット制が採用されており、基礎から応用まで段階的に学ぶことができます。また、本学科教員を含む新進気鋭の建築家から構成される講師陣により、実践的な技術を修得することができます。
海洋建築工学科の教育的特徴は?
1年生から個人面談を含むゼミナールを開設しており、段階的に専門性や学生個人の資質を伸ばす実践的な教育を行っています。
卒業後の進路にはどのような特徴がありますか?
海洋建築工学科の卒業生は、建設業、住宅・不動産業、設計事務所のほか、公務員や専門性を活かした海洋・造船業関係の会社等へも数多く就職しており、従来の建築系学科よりも就職範囲の門戸は広がります。また、キャリアデザイン講座なども開講しています。さらに、より学問を深く追求するための大学院への進学者も多数います。
東日本大震災やその後の自然災害への取り組みにはどのようなものがありますか?
東日本大震災直後より、海洋建築工学の専門性を生かした被災地の復興都市計画に取り組んでいます。また、今後起こりうる自然災害への懸念から全国の沿岸自治体から津波避難場所の計画や避難ビル等に関する問い合わせも多く、これらに対応した調査・研究や講演活動も行っています。
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