研究室・教員紹介

沿岸地域計画学研究室

研究室は、沿岸域を対象にした地域計画や福祉のまちづくり計画を研究分野とした研究室です。社会の動向により日々変化を続ける沿岸域において、常に新しい視点でまちづくりを考え、安全・安心・快適な都市空間の創出や社会システムの向上を目指して研究を進めています。また、本研究室ではOJT(On the Job Training)に重きを置いて研究を進めています。OJTとは「実地の経験を通して知識や技能を身につけさせる教育方法」のことです。本研究室の研究テーマでも「沿岸まちづくりにおける社会福祉のあり方」について考究しているため、「ハンザ(旧称アクセスディンギー)」という誰もが(小さい子供から高齢者・障がい者までも含む)海の快適性を享受できる小型ヨットの普及活動により、高齢者・障がい者を含む市民との触れ合いを経験することで、研究に必要な考え方や見識を身につけています。

具体的には以下の活動を行っています。「たてやま海まちフェスタ」(千葉県館山市において毎年7月に開催されている、海をまちづくりの中心に位置づけた南房総地区における大々的なイベント)、「東京夢の島マリーナフェスティバル」「浦安マリーナフェスティバル」(毎年9月に開催される両マリーナの一大イベント)、「船橋港まつり」(毎年10月に船橋漁協や船橋観光協会、様々な海関係のNPOや水産関係の地元企業が中心となって、船橋漁港で行われる市民まつり)では、それぞれの会場の海域を使用してハンザの体験乗船会を実施し、研究室の学生自らが乗船時の介助者となり、体験乗船会に訪れた市民との交流を深めています。この様な活動を通して地域市民と触れ合い、海の自然や沿岸域の市町村に潜在する海の魅力的な資源を発見していくことにより、本研究室の研究テーマとしている地域活性化方策や高齢者・障礙者にも優しいまちづくりについて、実体験として学べるのも本研究室の大きな特徴と言えます。

  • 環境教育・体験学習

    環境教育・体験学習

  • ハンザ

    ハンザ

  • ハンザ体験乗船における介助風景①

    ハンザ体験乗船における介助風景①

  • ハンザ体験乗船における介助風景②

    ハンザ体験乗船における介助風景②

  • 漁村集落における避難経路現地踏査①

    漁村集落における避難経路現地踏査①

  • 漁村集落における避難経路現地踏査②

    漁村集落における避難経路現地踏査②

  • 漁村集落における避難経路現地踏査③

    漁村集落における避難経路現地踏査③

教員紹介

  • 山本 和清
    山本 和清
    准教授
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