海洋建築工学科について

特色ある教育

教育目標
建築学の基礎知識を修得するとともに、海洋および沿岸域の環境を理解し、防災安全に優れ多様な立地環境に適合できる建築構造、快適かつ自然環境や景観に配慮した都市・建築計画などの海洋建築工学の基礎知識を学びます。これらの学問を十分に活用し、高い倫理観を持って人と地球環境に優しい建築物や都市空間を計画・設計・施工できる建築家・建築技術者を養成します。
段階的に学ぶ設計製図 実習・実験科目の充実 少人数教育の実践
1年生に海洋建築工学の基礎を学び、1年生後期から実験・演習を通して技術を修得します。
3年生からは自身の関心に沿って各研究室のゼミナールに所属し、より深く専門分野について学んだ後、4年生では各自が調査や実験を通して卒業研究を行います。
また、本学科では建築の基礎となる設計製図科目において1教員あたり15名程度のユニット制を採用しており、基礎から応用まで段階的に学ぶことができます。そのほかにも、企業による寄付講座、他学部との連携講義なども行われています。

「海洋再生可能エネルギー開発サブメジャー」開設

海と建築

海と建築

1年生前期に受講するこの科目では、大学において「読む」「調べる」「考察する」「発表する」といった、学ぶための基本技能を習得します。講義は、海洋建築工学科を構成する「空間利用系」「資源・エネルギー開発系」「海洋環境保全系」の3系列に沿ってユニット制で行われ、5名ずつの班ごとの作業・相互議論・発表によって、協調性と主体的な取り組みを促しています。班別作業による調査や考察を行うことで、学科で学ぶ内容への理解を深化させると同時に、パソコンによるデータ収集、発表資料作成の技術力を向上させることができます。

水槽実験

水槽実験

構造実験

構造実験

実験

水槽実験
機能や規模の異なる4種類の水槽を用いて、波の特性を学びます。さらに、津波に対する防波堤設計や波の力で発電するための技術も実験を通して学ぶことができます。
構造実験
建築物に実際に用いる構造部材(H形鋼)の特性について、加力装置を用いた構造実験の実習を通して学びます。
海洋実習

海洋実習

海洋実習

1、2年生で行う海洋実習では、実際の海域を対象として調査船に乗り、海上での観測方法や沿岸域環境、生態環境の調査方法について学びます。実習は東京湾内で行いますが、1年生は湾口、2年生は湾奥を対象地とし、実際に行って観測を行うことで、同じ東京湾でも場所によって環境が大きく変わることを学ぶことができます。

キャリアデザイン
キャリアデザイン

キャリアデザイン

学生自身が将来のビジョンを明確にイメージできるように、2年生時に設置された科目です。海洋建築工学科を卒業すると有利な就職先の業種毎の説明だけでなく、就職活動時に役立つ企業研究も行います。さらに、いくつかの企業のOB・OGに講演をしていただき、企業別の雰囲気も感じるいい機会になっています。

デザイン演習
デザイン演習

デザイン演習

海洋建築工学科では、学生の設計作品が「毎日・DASデザイン賞」にて多数の作品が日本一を受賞しています。また、その他の各種設計・デザインコンペにおいても優秀な成績をおさめています。これらは、他大学に類を見ない海洋建築工学科独自のプログラムで学習を支援するデザイン演習における成果です。

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