
当研究室は『海の “チカラ” で未来はもっと素敵になる』というコンセプトのもと、新しい価値を有する海洋建築物を提案し、その海洋建築物の実現に向けた技術的な課題の解決策を創造する研究活動を展開しています。そして社会が「海」に対し求める価値を主軸とし、アイデアを出し、デザイン(意匠設計の意ではない)を考え、検証と改善を繰り返しクオリティの高いものを生み出せる「デザイン思考」を身に付けた技術者の育成を念頭に指導しています。
主な研究テーマ
「海」を利用した新しい価値、新しい社会を構築する海洋建築物を提案し、海の作用を直接受けるそれらの実現に必要な設計関連技術および技術的な課題の解決策を創造する研究活動を展開しています。
- 海洋建築物のニューコンセプトの提案とその実現可能性に関する技術的な検討
- 海洋構造物と海洋波との相互干渉影響などを考慮した連成運動応答特性の把握と性能評価
- 海洋波中の構造物の構造安全性の確保とその評価
- 係留システムを含めた大型浮体式海洋建築物の構造解析や、構造安全性の確保とその評価
- GIS(地理情報システム)などデジタル情報技術を活用した海洋建築物の適地選定手法の開発
- 数値計算による生態系ネットワークの解明 など
-
深海の特性を応用した次世代水素生産・貯蔵エネルギー施設の提案
-
インドネシアの石炭貯蔵・払出浮体基地の動揺特性把握と構造検討
-
ブラジル北東部におけるジャッキアップ式拠点港
-
災害時医療支援浮体イメージ
-
数値計算による生態系ネットワークの解明
教員紹介

- 惠藤 浩朗准教授
- 博士(工学)