海洋建築工学科について

研究施設・設備

  • 大型構造物試験センター

    沿岸域の厳しい自然環境にも耐えられる建築物の設計はもちろん、超高層ビルなど、現代の建築物はより巨大化・複雑化しています。これらの構造設計の根底となる力学的挙動の解明のために、国内でも最大級の実験装置を保有しており、実物大の試験体を用いて実験を行うことが可能です。センター内の他の装置では、耐震実験や振動実験などが行われています。

    大型構造物試験センター
  • 水槽実験室(テクノプレース15)

    船橋校舎のテクノプレース実験棟内に、奥行27m×幅7m、水深1mの平面水槽があります。ここでは、プランジャー方式による多方向不規則波の造波が可能で、波力による発電実験など海洋資源・エネルギー開発に関する研究が行われています。また、この水槽とは別に、長さ30m×幅60cmの二次元水槽も併設されており、津波の特性や、建築物への影響に関する実証実験が行われています。

    水槽実験室(テクノプレース15)
  • 氷海水槽(テクノプレース15)

    海洋資源の開発拠点となる施設には「波力」「流体力」「風力」はもちろん、結氷による「氷荷重」を考慮した設計が必要になります。本水槽では、マイナス35度までの超低温の氷海を再現することで、極寒地における海洋構造物の安全な設計に関する実験が行われています。

    氷海水槽(テクノプレース15)
  • 地盤(環境・防災都市共同研究センター)

    建築・土木の建物の地震・風などの動的な挙動に対して、大型振動試験・動的加力試験などに対応した設備を整えています。最大10tonまでの積載が可能な単軸水平加振装置で、断土層と組み合わせることにより、地盤試験が可能です。

    地盤(環境・防災都市共同研究センター)
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