研究室・教員紹介

沿岸環境防災研究室

沿岸環境防災研究室は、海洋建築工学科の中で「環境保全系」に位置付けられます。特に当研究室では、「沿岸域での防災と環境保全の両立」を基本テーマとして,沿岸域工学研究室と協力しながら、海岸付近の物理・自然環境と人との係わりについて考究しています。

沿岸環境防災研究室の対象としている「環境」

本研究室の対象領域は、水産業やレクリエーション利用のある浅海域から、海浜や海岸林・人間の居住空間が連続する陸域までの「沿岸域」、まさに海洋建築のフィールドそのものです。わが国は沿岸部を中心に経済発展を遂げましたが,東日本大震災での津波被害をはじめ、海岸侵食や高潮被害など沿岸での災害リスクは解消されていません。また,生物多様性や利用面で重要な環境資源は,消失や劣化の危機を招いています。

沿岸環境防災研究室で行っている研究

沿岸での環境の改変・消失や災害リスクは、様々な自然的要素と人的要因が複雑に係わって発生します。沿岸環境防災研究室では、国内外で課題を抱える沿岸域を対象に、コンサルタントとしての業務経験を活かしつつ、問題解決を目指して以下の研究テーマを掲げています。

  • ・沿岸域での物理と環境の変化
  • ・人為的要因による環境影響
  • ・最新技術を活用した環境計測技術
  • ・沿岸域での災害リスク
  • ・海岸保全の在り方や評価
  • ・沿岸の地域知、合意形成

また、研究活動を社会に還元し、沿岸域での防災と環境保全の両立を目指します。
さらに学生諸君には研究活動を通じ、幅広い視野と洞察力、問題解決力を育てます。

  • 美しい砂浜

    写真① 美しい砂浜

  • 美しい沿岸環境での海浜利用

    写真② 美しい沿岸環境での海浜利用

  • 海岸に作られた構造物

    写真③ 海岸に作られた構造物

  • 海岸に作られた構造物

    写真④ 海岸に作られた構造物

  • 地域知としての震災遺構

    写真⑤ 地域知としての震災遺構

教員紹介

  • 星上 幸良
    星上 幸良
    教授
  • 三五 弘之
    三五 弘之
    教授
  • 小林 昭男
    小林 昭男
    特任教授
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