海洋建築工学科について

学科紹介

主任挨拶

福井 剛
福井 剛

海洋建築工学科は、『建築学の海洋工学への参画』という考えの下、1978年に伝統ある本学部建築学科内に設定されていた海洋コースが独立し、千葉県船橋キャンパスに創設された学科です。

“建築のその先へ” “海が好き,建築が好き 海洋建築工学科” をキャッチフレーズに、“海洋マインドを持った建築家や建築技術者” あるいは “建築マインドを持った海洋関連エンジニア” を育成し、多くの卒業生を世に輩出してきました。

海洋建築工学科は、未来に向かって目標を持つ眩しいくらいに目の輝いた学生を支援する体制が整っています。

建築工学と海洋工学・海洋環境工学が融合された “建築のその先へ”

ぜひ、本学科で行っている教育や研究を実際に見に来てください。教員・在校生共々、歓迎いたします。

学科案内パンフレット

学科案内パンフレット

学科紹介動画

海洋建築工学科の特色

海洋建築工学科の特色 ─建築のその先へ─

海洋建築工学科は、人が住み、働き、憩う環境をデザインするために、
カタチを「作る」こと、構想を「創る」こと、構造物を「造る」ことを基本とし、
建築のさらにその先のフィールドを開拓しています。研究の対象は、地球そのものです。
海洋はもちろん、沿岸域の暮らしや環境、都市、人
そして建築における課題の発見と解決策の提示に取り組んでいます。

4年間での学修の体系
1年生では専門教育の基礎に相当する科目を学ぶとともに、社会人として求められる幅広い教養とコミュニ ケーション力を身につけます。2、3年生には、より専門性の高い科目が設置され、意匠・計画を学ぶデザイン演習、実現象を体験し理解する実験・実習の科目、建築物の構造設計に必要な知識を修得する構造力学、材料・施工法及び建築計画などの科目、海洋建築物の建設に最も重要な海洋環境の理解を目的とした科目から構成されています。さらに3年生からのゼミナールでは、授業の枠を超えて高度な知識・技術を身につけるために、少人数教育の授業が行われています。
  • 1年生
    海洋建築の社会的役割を知り必要な基礎知識を習得する
    建築の基礎を理解しながら、建築技術と海との関わりをグループワークやオリエンテーションを通じて理解し海洋建築的思考を養います。
  • 2年生
    建築や海洋に関わる専門科目と建築デザイン演習を通じて海洋建築への理解を深める
    構造系、計画系および環境系の専門科目をバランスよく修得することで、将来の選択肢を広げる幅広い知識を習得します。
  • 3年生
    少人数ゼミナールでより専門的な知識と技術を習得する
    自身の興味・関心に沿って、セミナール(研究室)を選択し、調査・研究・議論・発表を通して2年生よりも専門的な知識と技術を習得します。
  • 4年生
    卒業研究を通じてより実践的な知識と技術を習得する
    授業としては総合演習でPBL形式の実践的演習を行い、卒業研究でより高度な専門領域へと踏みこみながら研究成果を自身でまとめます。

水惑星の建築・都市・環境

建築のその先へ
海洋建築工学科では、建築学の基礎知識を修得するとともに、海洋及びウォーターフロントの環境を理解し、防災安全に優れ多様な立地環境に適合できる建築構造、快適かつ自然環境や景観に配慮した 都市・建築計画などを学び、人と地球環境に優しい都市や建物を計画・設計・施工できる 建築家・技術者を養成しています。
専門教育科目のカリキュラムは「計画系科目群」、「構造系科目群」及び「環境系科目群」の3つの柱から構成されています。これらの科目群の中から将来の技術者像にあわせて科目の選択ができ、そこから得られる知識及び技術を将来的に生かすことが出来ます。
空間計画・デザイン能力
計画系科目群
空間計画・デザイン能力

建築物を設計するために、都市やウォーターフロントなどに関わる空間計画手法とデザイン技術の知識を身につけ、人間に快適な陸域・海域に立地する建築物の計画・デザインができる。

構造設計・施工能力
構造系科目群
構造設計・施工能力

建築材料の性質・特性に関する基礎知識および構造力学・構造解析の知識を身につけ、ウォーターフロントの 超高層ビルや海上プラットフォームの構造設計・施工ができる。

環境の持続的利用能力
環境系科目群
環境の持続的利用能力

地球物理学や海洋環境学の基礎から応用までの知識を活かした海洋環境の維持・管理・保全ができる。

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