NEWS

近藤典夫教授が2019年日本建築学会賞(論文)を受賞!!

近藤典夫教授が2019年日本建築学会賞(論文)を受賞されました。

この論文は、建築構造分野をはじめとして様々な工学で表れる流体-構造連成現象の解明に主眼を置いたものです。流体計算に関する数値手法としては、有限差分法や有限要素法、粒子法等に大別されますが、この論文は、流体計算を行うための要素分割の自由度が高く構造解析で実績のある有限要素体系を適用することを考え、高精度な計算が可能となる3次上流有限要素法の確立を目指した研究です。

この研究で示した計算手法・研究成果は建築構造分野を始めとして、多くの工学分野で対象となる流体-構造連成問題に応用できるものであり、学術的・社会的貢献度および実用的価値は極めて高いものであると言えます。

これらの成果が認められ、2019年日本建築学会賞(論文)が受賞されました。

 

論文題目:流体-構造連成問題への有限要素解析に関する一連の研究

授賞式:2019年5月30日 15:00~

場所:東京・建築会館ホール


2019年4月29日助教:野志

PAGE TOP